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日本フィル第661回東京定期演奏会

日本フィル第661回東京定期演奏会_c0181920_23535090.jpg【指揮】ピエタリ・インキネン
【管弦楽】日本フィルハーモニー交響楽団
【プログラム】
シベリウス:交響詩《夜の騎行と日の出》
マーラー:交響曲第6番《悲劇的》
【日時】6月27日(金)19:00~
【会場】サントリーホール


シベリウス:交響詩《夜の騎行と日の出》
録音は聞いていましたが、実演は初めてでした。音が立体的に聞こえてきてよかった♪ 
弦楽器が馬の蹄のリズムを刻むのが印象的で、管楽器が騎士の主題を吹いた後、主旋律が太く流れてきた。フィンランド出身のインキネンがシベリウスの曲を指揮する。そのことにも興味を持っていた。インキネンの指揮はゆったりした動きで、曲調をうまく引き出しているようだった。

マーラー:交響曲第6番《悲劇的》
大編成の演奏。第2楽章がスケルツォ、第3楽章がアンダンテ。
以前はこの順序の音源を聞いていたが、最近は逆のものを聞くことが多かった。
スケルツォの後のアンダンテが綺麗だった(待ちわびたけどw)。
最上段には打楽器奏者が並び、ハンマーは3回!(視覚的なインパクトも大)。
ホルンの若い首席奏者が大活躍、オーボエ首席の演奏に安定感があった。
音量は十分だったが(大音量)、フォルテのときの音色が今一つのような気がした。
インキネンは熱い指揮ぶりで奏者も懸命に演奏していた。
長めの曲ですが、情報量が多く、全編を興味深く聞くことができました。
# by moonlight124 | 2014-07-05 23:58 | 音楽 | Comments(0)

舞台「マクベス」

舞台「マクベス」_c0181920_23522182.jpgミニマムな構成で研ぎ澄まされた舞台。
東京公演最終日は立ち見が出るほど
盛況でしたが、落ち着いた雰囲気でした。

原作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:河合祥一郎
構成・演出:野村萬斎
出演:野村萬斎、秋山菜津子、
小林桂太、髙田恵篤、福士惠二
会場:シアタートラム
日時:6月27日(金)14:00~

前回まで会場は世田谷パブリックシアターで今回はシアタートラム。ぐっと小さな空間で鑑賞できるのが嬉しかった。物語は90分という短い時間に凝縮されていた。
「きれいは汚い、汚いはきれい」などの名台詞が明瞭に語られていく。

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# by moonlight124 | 2014-07-04 23:58 | 舞台 | Comments(0)

ローマ歌劇場「シモン・ボッカネグラ」

ローマ歌劇場「シモン・ボッカネグラ」_c0181920_0105230.jpgローマ歌劇場2014年日本公演
ヴェルディ作曲
「シモン・ボッカネグラ」

指揮:リッカルド・ムーティ
演出:エイドリアン・ノーブル
【出演】
シモン:ジョルジョ・ペテアン
アメーリア:
エレオノーラ・ブラット
ガブリエーレ・アドルノ:
フランチェスコ・メーリ
フィエスコ:
ドミトリー・ベロセルスキー
パオロ・アルビアーニ:
マルコ・カリア
ローマ歌劇場管弦楽団
ローマ歌劇場合唱団

日時:5月27日(火)18:30~
会場:東京文化会館

ムーティの音楽を聴きに行ってきました(指揮姿も拝んでみたかったw)。
「シモン・ボッカネグラ」はヴェルディの作品の中では
どちらかと言えば地味な演目ですが、旋律に抒情性があって好きなオペラです。
今回の公演は素晴らしかった! 感激しました♪

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# by moonlight124 | 2014-06-16 00:39 | 音楽 | Comments(0)

オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師」

オペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師」_c0181920_2315525.jpgヴェリズモ・オペラ2本を統一性を持たせて上演。舞台の造形はシンプルでしたが、人物に焦点が当てられ、歌唱に聞き応えがあり、特に「道化師」が面白かったです。

指揮:レナート・パルンボ
演出:ジルベール・デフロ
合唱:新国立劇場合唱団
児童合唱:TOKYO FM少年合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

日時:5月27日(火)14:00~
会場:新国立劇場


舞台は古代の劇場跡のような作り。
舞台装置は両作品で共通して用いられ、
前者は静的、後者は動的に物語が進んでいった。

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# by moonlight124 | 2014-06-15 23:53 | 音楽 | Comments(0)